一橋大学商学部
1974 年 23 巻 9 号 p. 1049-1053
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
還元剤に塩化第一チタン溶液を用いて5価のヒ素を3価に還元し,クロロホルムで三塩化ヒ素を抽出したのち水相に逆抽出する.この水相に支持電解質として水酸化カリウムを加えて供試液を調製し,直流ポーラログラフ法によってポーラログラムを記録すると,良波形の酸化波が-0.23V vs. S. C. E. あたりに生ずる.この波高を測定して,鉛,アンチモンおよびスズなどの非鉄合金に含まれている0.1~0.8%程度のヒ素が容易に定量できる.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら