国立天文台理論研究部
2010 年 65 巻 12 号 p. 973-977
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巨大フレア現象に伴う準周期的振動は,強磁場中性子星の固体表層部における振動で説明できると考えられてきた.しかし,現実的な星モデルを用いた振動解析を行った結果,観測された数10Hzという低周波振動を説明するには,このような振動だけでは不十分であることが分かった.これに対し,別の可能性として考えられる星内部の流体領域における磁場的な振動を解析することで,観測事実を説明する新たな可能性を見いだした.
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