東北大学理学研究科
2011 年 66 巻 8 号 p. 618-621
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地上重力波検出器による重力波の直接観測が数年以内にも期待できるようになってきた.主要な重力波源と目される相対論的連星系からの重力波検出にはしかし,連星の運動を高精度で予測する必要がある.筆者のグループはそのための道具として必要な高次のポスト・ニュートン運動方程式を導出した.本稿では運動方程式が必要な経緯,他グループの導出方法との関係および我々の導出方法について紹介する.
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