著者所属:II. Physikalisches Institut, Justus-Liebig-Universitat
1988 年 43 巻 1 号 p. 8-15
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ヘモグロビンやインシュリンのような蛋白質やDNA, RNAの遺伝子など, 分子量が数千, 数万という複雑な分子の構造を, 質量(分子量)を測定するという物理的な手段によって調べることができるようになってきた. 個々の原子分子をイオン化して観測する質量分析法は, 極微量の試料から, 直接短時間に情報が得られる特徴があり注目されている. 物理の実験技術の成果で, 今後の発展が期待される.
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