著者所属:九州大学理学部物理学教室 京都大学理学部物理学第二教室
1988 年 43 巻 11 号 p. 841-848
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最近152Dy核で発見された超変形回転バンドの形は, 長軸と短軸の比が2:1のレモン型楕円体と考えられる. 本稿の前半では, この発見が核構造論に投げかけている新しい問題を超変形バンドの生成・構造・崩壊の三つの側面から解説する. 後半では, 高スピン領域と低スピン領域における非軸対称変形の動力学に関する最近の話題を紹介する.
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