著者所属:大阪大学大学院理学研究科宇宙地球学専攻
1998 年 53 巻 6 号 p. 405-411
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活動銀河中心核の一種であるブレーザーは, 相対論的な速度のジェットを正面から見ているため, 相対論的ビーミングの効果か強く観測されている天体てある. Comptonガンマ線天文台衛星や地上のCherenkov望遠鏡によって, ブレーザーから強い高エネルギーガンマ線か検出され大きな注目を集めている. ガンマ線観測はブレーザーの放射機構とジェットの物理状態の解明を可能にしただけではなく, 相対論的ジェットの形成機構や非熱的粒子の加速過程など多くの理論的研究に示唆を与えている.
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