著者所属:東京大学大学院工学系研究科材料学専攻
1998 年 53 巻 6 号 p. 421-429
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固体表面上に原子サイズの人工微細構造を作製する技術が最近進歩している. このような原子サイズ人工微細構造は, 微小なセンサーやデバイスなどへの応用の可能性を秘めると共に, 新奇な物理現象が見出される可能性や原子スケールでの様々な物理現象の解明に役立つ可能性を持つ点で興味深い. 原子サイズ人工微細構造の物性研究はまた萌芽的な段階であるが, 比較的研究か進んでいる半導体表面(特に水素終端ンリコン表面)上の原子サイズ細線について, 筆者らの研究を中心に研究の現状を紹介したい.
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