著者所属:東京大学大学院総合文化研究科 東京大学大学院総合文化研究科:科学技術振興事業団博士研究員 東京大学大学院総合文化研究科:日本学術振興会奨励研究員
2001 年 56 巻 2 号 p. 98-106
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強磁場中の2次元電子系は良く知られるように量子ホール効果を示す.量子ホール効果状態にある電子系は,遠赤外光をサイクロトン共鳴を通して強く吸収するために,量子ホール効果素子はきわめて感度の高い遠赤外光の検出器として作用する.この量子ホール電子系を,さらに微少な空間領域(量子ドット)に閉じこめることにより単電子のトランジスターとして動作させると,遠赤外の単一光子検出を実現することができる.
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