日本物理学会誌
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KEK-神岡間長基線ニュートリノ振動実験K2Kと次世代計画(<特集>ニュートリノの物理-小柴昌俊氏のノーベル物理学賞受賞を記念して-)
西川 公一郎
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2003 年 58 巻 5 号 p. 332-337

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抄録

K2Kグループは2001年7月までのデータを解析した.長基線実験が可能であることを示すとともに,世界初の加速器実験により,ニュートリノ振動の存在を99%以上の確率で検証した.またデータはニュートリノ振動に固有なニュートリノエネルギースペクトルの歪みを示唆している.加速器実験によるニュートリノ振動実験の現在と将来について述べる.

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