著者所属:日本原子力研究所放射光科学研究センター
2005 年 60 巻 6 号 p. 456-460
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高温高圧その場観察実験により, 我々は融解したリンに分子性流体と重合した液体の2つの特徴的な構造があり, 約1GPaで急激かつ可逆的な構造変化が起きることを見出した.さらに, 2つの構造が異なった密度を持ち, 変化の途中でマクロスコピックな相分離が起きていることも明らかになった.これらの結果は, この変化が気体-液体の相転移以外では極めて珍しい安定な不規則相の間の1次相転移であることを裏付けている.
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