抄録
落花生の茎腐病対策として,本病が種子伝染するか否かを判定するとともに,チウラム剤の種子塗沫処理及びチオファネートメチル剤の茎葉散布による防除効果を明らかにした.1. 茎腐病は,本病の発生株から採種した種子を滅菌土壌に播種した際に発病が確認されたことから,種子伝染する可能性がある.2. 茎腐病菌の汚染土壌及び汚染種子を用いたポット試験において,チウラム剤の種子塗沫処理は,本病の発病を抑制し,防除効果が認められた.3. 茎腐病の発生圃場におけるチオファネートメチル剤1,500倍液の茎葉への散布は,本病の発病を抑制し,防除効果が認められた.