千葉県農林総合研究センター研究報告
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落花生「千葉P114号」の高品質多収栽培法
黒田 幸浩桑田 主税岩佐 博邦大井田 寛鈴木 健司
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2018 年 2018 巻 10 号 p. 19-28

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抄録
「千葉P114号」について,栽植株数,施肥方法,播種期,収穫期及びかん水方法などの栽培に関する諸条件を変えて,生育,収量及び品質を調査し,本品種の特長である高いショ糖含量を安定させ,徒長を抑えつつ,多収を実現するための栽培方法について検討を行った.1. 栽植株数は収量性と作業性の両面から判断し,徒長を抑制できる,1穴1粒播きで,株間30cm,栽植密度500本/aが適した.2. 基肥量及び開花期における追肥量が「千葉P114号」の生育,収量及び品質に及ぼす影響は確認されなかった.このことから基肥は慣行の施肥量で行い,追肥は行う必要がないと考えられた.3. 播種期について,5月上旬ではショ糖含量が低いこと,6月下旬では莢実重及び子実重が低いことから,5月中旬から6月中旬に播種を行なうことが望ましいと考えられた.4. 収穫期について,ショ糖含量及び食味官能の違いは確認されなかったが,退色粒及び褐変粒の割合が開花期後85日を過ぎると高くなることから,収穫適期は開花期後80日であった.5. かん水方法について,開花期後20日に1回かん水を行なうことで,ショ糖含量を低下させず,莢実重を増やすことが可能であった.
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© 2018 千葉県農林総合研究センター
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