Print ISSN : 0016-450X
m-Toluylenediamine による肉腫の実験的成生
梅田 真男
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1955 年 46 巻 4 号 p. 597-604_2

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抄録

現在まで非発癌物質とされていた m-Toluylenediamine の0.4% Propylene Glycol Solution を白鼠の皮下に反復注射することによって (注射量•1週間1回, 0.5cc宛), 8ヵ月以上生存した9匹の白鼠のうちの9匹 (発癌率•100%) に肉腫を発生せしめた。

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© 日本癌学会
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