国立循環器病研究センター心臓血管内科心臓血管系集中治療科
2016 年 37 巻 1 号 p. 30-35
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虚血性心疾患における経皮的冠動脈インターベンション術時のステント留置はほぼ必須の処置である。その中で 2 剤の抗血小板療法(dual antiplatelet therapy: DAPT)は、急性期のステント血栓症防止のみならず慢性期の心血管事故再発に重要であることから必須の薬物療法である一方で、出血の危険性を含有することから適切な管理が重要である。本稿では抗血小板療法の発達の歴史を述べるとともに、現状での問題点、今後の進む方向性について述べる。
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