抄録
本研究は,都心商業地域を対象に,ビジュアルプログラミングによりBIMとGISを連携させることによって,都市空間の日射量評価とパラメトリックスタディにより良好な日照環境となる都市モデルを模索したものである。GISとBIMの連携によって,解析結果を手軽に可視化することが可能となり,最適な都市モデルを目指すうえでのフィードバックを行うことができた。またDynamoを用いることによって,地理空間情報から階層別の広域的な日射量評価モデルを迅速に作成することができ,繰り返しのフィードバックによってパラメトリックスタディを実現した。