抄録
本研究では、空隙率および水セメント比が舗装用ポーラスコンクリートの骨材飛散抵抗性に及ぼす影響について検討した。評価は、ポーラスコンクリートのカンタブロ試験方法(ZKT-214)を用いた。ZKT規格では試験温度を定めていないが、アスファルト材料では低温(-20℃)で評価することがあるので、試験温度の影響について確認した。その結果、舗装用ポーラスコンクリートのカンタブロ試験では、試験温度の影響に有意な差は無かった。骨材飛散抵抗性は、水セメント比よりも空隙率やモルタル粗骨材空隙比(Km)の影響が大きく、空隙率またはKmが小さいほど骨材飛散抵抗性が高かった。この結果は圧縮強度との関連性が高かった。