抄録
鉱物質微粉末をコンクリートに外割混合することで、初期材齢から圧縮強度が増加することが知られている。しかし、このメカニズムに関しては不明な点が多い。そこで本研究は、細骨材の一部に微粉末を混合した再生骨材モルタルの強度発現メカニズムに関して検討を行った。その結果、水硬性がない微粉末であっても材齢3日程度の初期材齢から、無混合のモルタルよりも圧縮強度が増加した。また、再生骨材モルタルは普通骨材モルタルよりも早期にフライアッシュのポゾラン反応が起こる可能性が確認され、微粉末を混合したことによる圧縮強度の増加率は普通骨材モルタルよりも再生骨材モルタルの方が大きい傾向がみられた。