施工による空気量の低下の対策として、中空微小球による空気の導入が検討されている。練混ぜ時間が中空微小球を添加したコンクリートの空気量およびスケーリング抵抗性に及ぼす影響について検討した。中空微小球の添加量が少ない場合、添加した後の練混ぜ時間が90秒間では、中空微小球の粒径に相当する直径150μm以下の気泡の空気量が2割程度低下し、スケーリング抵抗性の低下が見られた。添加量が多い場合、練混ぜにより直径150μm以下の気泡の空気量が低下するものの、スケーリング抵抗性の低下は軽微であった。空気量およびスケーリング抵抗性の低下は、練混ぜ途中で中空微小球が骨材と接触し破泡したため、生じたと考えられる。