2026 年 79 巻 1 号 p. 326-335
本研究では、吸水調整材(WACM)塗布による下地処理後、ポリマーセメントモルタル(PCM)で被覆したコンクリートの促進中性化試験に関する既往の研究成果をもとに、基材コンクリート部の見掛けの 中性化速度係数に及ぼすWACM塗布量、並びにPCM被覆厚およびその中性化速度係数の影響因子の算定式を導き、それらの影響因子と基材コンクリート自体の中性化速度係数で構成される、PCM 被覆コ ンクリートの見掛けの中性化速度係数推定式を提案している。更に、被覆PCM および基材コンクリート の調合因子の影響はそれらの中性化速度係数に反映されることを明らかにしている。