Faculty of Bioindustry, Tokyo University of Agriculture [日本]
2017 年 27 巻 p. 9-16
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1900年前後にヘンリク・メルソムが撮影した極東のガラスネガ50枚余りがノルウェーの博物館に保存されていた。これらのなかから、朝鮮半島沿岸の捕鯨に関連する写真13枚について、撮影地や被写体を調べて比定した。写真には、蔚山の長生浦捕鯨事業場や長箭湾と金剛山、ロシア太平洋漁業会社の捕鯨船ギヨルギー号と乗組員や長崎捕鯨に傭船されたメイン号、長崎の世界文化遺産の小菅修船場などが含まれていた。20世紀初頭の朝鮮半島沿岸の捕鯨に関した写真はめずらしく、良好な画質はとくに貴重である。
日本海セトロジー研究
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