株式会社コーセー メイク製品研究室 マテリアルサイエンスグループ
2023 年 48 巻 2 号 p. 37-40
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多価アルコール法は、人体や環境に有害な有機溶媒を用いず大量生産が可能であることから、化粧品産業界において汎用なリポソーム調製法である。多価アルコール法により調製されたリポソームは、従来法(Bangham法)とは異なる分散安定性・形状・粒子径等の物理特性を示す。本稿では、多価アルコール法により調製されたリポソームの物理特性と形成機構および多価アルコール種が与える影響について論じる。
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