東京科学大学 物質理工学院 応用化学系
2025 年 50 巻 2 号 p. 17-19
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抗ポリエチレングリコール(PEG)抗体の結合特性の分析には酵素結合免疫吸着測定(ELISA)法が広く利用されている。しかしながら、固相担体に対するタンパク質の非特異吸着を抑制する操作を必要とするため、抗PEG抗体のアッセイは容易ではない。本研究では、タンパク質低吸着特性をもつセロオリゴ糖集合体を固相担体として用いたELISA法により、抗PEG抗体のPEG鎖末端に対するわずかな結合特異性の違いを識別できることを見出した。
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