主催: 日本化学会情報化学部会
共催: 日本薬学会, 日本農芸化学会, 日本分析化学会, 日本コンピュータ化学会, 大阪大学大学院薬学研究科, 教育システム情報学会 (協賛)
お茶大院人間文化
p. JP06
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N-アルキルエチレンジアミン、β-ジケトナト配位子およびハロゲン化物イオンを含むNi(II)混合配位子錯体の不活性溶媒中での不均化反応について、量子化学計算により反応機構を考察した。3種類の混合配位子錯体についてDFT法で最適化した構造は、X線による構造解析の値とよく一致した。不均化反応で生じる5配位の中間体において、四角錐形と三角両錐形とで熱力学的安定性がほぼ等しく、異性化の活性化エネルギーが非常に小さいことがわかった。
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