主催: 日本化学会情報化学部会
共催: 日本薬学会, 日本農芸化学会, 日本分析化学会, 日本コンピュータ化学会, 教育システム情報学会 (協賛)
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炭素ナノチューブにおける欠陥は炭素ナノチューブの物理的な性質(電子的性質、力学的強度、光学的性質)に大きな影響を与える。欠陥には空孔、Stole-Wales 欠陥、水素原子やフッ素原子などのヘテロ原子がある。こ欠陥のないアームチェア炭素ナノチューブは、そのHOMO-LUMOギャップが筒の長さ方向のベンゼン環の層の数の増大と共に周期3で振動することが知られている。本研究では、半経験的方法の一つであるPM3を用いて、Stone-Wales欠陥がアームチェア炭素ナノチューブのHOMO-LUMOギャップの振動にどのような影響を与えるのかを理論的に検討した。