抄録
多くの地方圏では、人口減少や少子化・高齢化が進んでおり、自治体側としても、そうした状況にどのように対応すべきがが、政策的にも重要な課題となっている。そこで、本稿では、北陸地方に市町村を対象に、主に国勢調査に基づく各種数値を基に、人口政策の推進やその向上のための基礎分析として、北陸の市町村人口に関する相互関係性等についての各種分析を行った。結果としては、市町村間での関係性に各県ごとに違いが見受けられたり、その関係性が時系列上で変化していたりする等の特徴が見受けられた。また、3県全体での分析では、(内在している)課題等を踏まえた類似性が、人口規模が異なる市町村でも同じ傾向の場合がある点等も判明した。