日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第18回大会
セッションID: PT1_17
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ポスター1
不確実な状況における学習と気質特性
計算論モデリングと行動抑制系/行動賦活系
河原 哲雄
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抄録

健常な大学生を対象にアイオワギャンブリング課題を実施し,不確実な状況における選択反応の学習データを,強化学習の階層ベイズ計算論モデルにフィッティングした。Prospect Valence Learning(PVL)-Delta, PVL-Decay, Value-Plus-Perseverence(VPP), Outcome-Representation Learning(ORL)の4つのモデルのうち,ORLモデルの適合度が最も高かった。ORLモデルの個人別パラメータは,獲得額と損失額の分布特性が異なる4つのデッキすべてについて,関連があるものが存在していた。一方,ギャンブル課題と同時に取得したBIS/BAS尺度日本語版の下位尺度得点は,損失リスクの高いデッキ(AとB)と関連するものしか見いだされなかった。強化学習パラメータとBIS/BAS下位尺度の間には関連が見られなかった。

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