日本認知心理学会発表論文集
日本認知心理学会第18回大会
セッションID: PT2_11
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ポスター2
電車内の動的案内表示における最適呈示時間と認知速度の関連性
高瀬 愛理大山 潤爾
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抄録

本研究は,デジタルサイネージによる電車内動的案内表示の情報を正確に読み取るのに要する時間と主観的にちょうど良いと感じられる呈示速度の検討を目的とした。14名(平均年齢25.64歳)の参加者を対象として,乗車中を想定した7種類の質問からランダムに呈示し,対応する案内表示画像を一画面分呈示して参加者が正答するまでに要する時間を測定した。また,一画面あたりの呈示時間とループ数を操作して実物のように複数の画面を逐次呈示し,評価(速すぎる/遅すぎる)を参加者に求め,ちょうど良いと感じられる呈示時間を算出した。その結果,一画面から情報を得るのに要する時間(約7142ミリ秒)は,主観的にちょうど良いと感じられる一画面当たりの呈示時間(約2100ミリ秒)よりも長かった。本研究では,これらの時間と複数アイテムの認知速度との関連性も検討した。

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