コンクリート工学
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解説
「マスコンクリートのひび割れ制御指針2008」の刊行について
佐藤 良一十河 茂幸金津 努岸 利治野口 貴文溝渕 利明宮澤 伸吾
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2009 年 47 巻 12 号 p. 12_3-12_9

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抄録

「マスコンクリートのひび割れ制御指針」は,周囲の強い要望に基づいて,一般のマスコンクリートを対象として初めて,1986年3月に刊行された。以来20年以上が経過した。その間,温度応力解析技術,材料,施工技術等が向上しているが,近年,マスコンクリートの品質向上施策の一環として温度ひび割れ制御が一層求められるようになった。これに符合して旧指針の改定が強く求められ,この20年間の設計・施工における最新の情報を取り入れて全面的に改定を行った。

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© 2009 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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