コンクリート工学
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工事記録
伊良部大橋上部工の施工─塩害地区における100年対応の橋梁を目指して─
白石 哲中村 雄一郎平安山 良和
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2011 年 49 巻 11 号 p. 11_41-11_46

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抄録

伊良部大橋は宮古島と伊良部島を結ぶ海上架橋である。本橋はプレキャストセグメント工法によるプレストレストコンクリート(以下,PCと称す)箱桁橋であり,ショートラインマッチキャスト方式によりセグメント製作を行い,大型架設機を用いたバランスドカンチレバー工法により架設を行っている。本稿は,以上の工法によるセグメント製作および架設等の施工方法について報告するとともに,本橋が目指しているLCC低減を目的とした「ミニマムメンテナンス橋」としての具体的方策もあわせて報告する。

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© 2011 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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