2014 年 52 巻 10 号 p. 906-911
独自開発の流動化剤による中・高流動コンクリートは流動化手法で製造するものであり,鉄骨コンクリート造や免震基礎下部充填コンクリートなどに多くの実績がある。このたび,新たな用途であるCFT充填コンクリートを大曲通町地区再開発工事(秋田)に適用した。これは,CFT充填コンクリートに用いる高流動コンクリートを出荷できる工場が現場周辺になかったことから現場のニーズにより適用したものである。この取組みにより,高流動コンクリートの入手し難い地域においても当社独自のCFT充填コンクリートを施工できる体制を整えた。