抄録
近年,コンクリート構造物の維持管理において非破壊試験の活用が期待されている。様々な非破壊試験方法が研究・技術開発されており,日本非破壊検査協会ではそれらの規格整備が進められている。弾性波を用いたコンクリートの非破壊試験方法(超音波法,衝撃弾性波法および打音法)が2009年に新しい日本非破壊検査協会規格NDIS 2426として制定されている。衝撃弾性波法については,その使用実績が積み重ねられたことや,弾性波を入力するための新しい手法に対応するため,2014年に改正された。そこで,ここでは,日本非破壊検査協規格(NDIS)の概要,衝撃弾性波法改正の主旨および概要について解説する。