抄録
急速施工および品質向上を目的として,高さ28.5 mの橋脚の構築にキャンバーフォーム工法(CF工法)を採用した。1リフトの施工高さを約10 mとすることで,従来工法に比べ施工リフト数を半減させて,工期を25%短縮した。また,施工前に模擬ブロックを用いた検証実験を行い,CF工法の採用による出来栄え改善効果を確認するとともに,温度ひび割れ抑制および表層品質の向上に資する養生方法を選定し実施工に反映した。その結果,砂すじ,色むらや表面ひび割れがなく良好な出来栄えを確保できるとともに,各種の表層品質試験から耐久性の高い橋脚が構築できることを確認した。