抄録
道路橋のジョイントは,走行時の衝撃・騒音,本体損傷,漏水発生に伴う部材劣化などが発生し,維持管理上の課題となっている。その対策としてジョイントレス工法があり,中小規模の既設橋では,埋設ジョイントが施工されている。しかし,その多くは耐久性に劣り,漏水が発生する現状にある。RC 連結ジョイントは,既設中小規模コンクリート橋のジョイント部をRC 部材で連結して,伸縮させない構造に変更することで,走行性や耐久性の向上を図り,漏水をなくしてジョイント周辺部材の劣化進行を抑制することを意図して考案したジョイントレス工法である。RC 連結ジョイントの構造,施工,効果等について述べる。