コンクリート工学
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解説
最近の早期交通開放型コンクリート舗装 (1 DAY PAVE) の動向
島崎 泰梶尾 聡小梁川 雅
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2018 年 56 巻 6 号 p. 495-501

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抄録

早期交通開放型コンクリート舗装(1 DAY PAVE)は,2013 年8月に国土交通省の新技術情報システム(NETIS)に登録され,これ以降,着実に公共発注の施工実績を積み重ね,2016 年度まで毎年度,施工面積が増加している。1 DAY PAVE の技術は様々に応用・展開され,これら成果はレポートとして多数,発表された。例えば,混合セメントやリサイクル骨材を使用した環境配慮型 1 DAY PAVE の開発,急カーブ・急斜面や高速道路への施工事例,交通開放時期に関する効率的な曲げ強度の管理方法の検討などである。本稿は最近の1 DAY PAVE の動向として,普及の実績および既往の成果内容の一部を紹介する。

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© 2018 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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