三井住友建設(株) 東北支店
三井住友建設(株) 技術研究所
三井住友建設(株) 土木設計部
2018 年 56 巻 7 号 p. 585-590
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本工事は巨大津波により被害を受けた水門および防潮堤の復旧工事である。水門に使用されるカーテンウォールは壁厚2.0mと厚く,セメントの水和発熱に起因する温度ひび割れの発生が懸念された。事前解析の結果,最小ひび割れ指数が1.0を大きく下回ることがわかったため,水温自動制御機能を有するインテリジェントパイプクーリングシステムを導入した。このシステムを使用することにより,目標とした最少ひび割れ指数1.0を確保でき,計画時における制御目標を満足することができた。
コンクリートジャーナル
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