若築建設(株) 技術部 技術研究所
若築建設(株) 名古屋支店 総合評価対策室
国土交通省 中部地方整備局 四日市港湾事務所 保全課
2019 年 57 巻 2 号 p. 138-143
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港湾エリアに建設されるPC橋梁では,供用後の維持管理は近接目視が難しく,厳しい塩害環境となることで竣工後から高度なモニタリングを行うことが重要である。そこで,本橋の維持管理が効果的に行えるよう構造物の初期状態を記録するSFM技術,定期点検時にPC鋼材張力を確認できる磁歪センサー,およびかぶり部の塩分浸透を評価する腐食センサーの各技術について,施工時に適用した取組みを報告する。また,橋梁の構造検討や高耐食性材料の採用など,維持管理コスト縮減のために配慮された設計上の事柄についても紹介する。
コンクリートジャーナル
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