コンクリート工学
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分散方式押出し工法による中津橋りょうの設計・施工
本岡 和雄小林 明夫石川 里博
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1979 年 17 巻 8 号 p. 28-36

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抄録

交通量の多い道路上にけた架設する工法として, 押出し工法による架設方法は, 安全で道路建築限界までけた下空間を確保できる等有利な点が多い。本橋りょうは, 46m+56m+46mの3径問連続箱形げたを国道上に架設するのに分散方式による押出し工法によって行った。
けたのシューには本シューと仮シューの兼用型を開発して使用し,施工中の支承反力の分布状態, 設計反力に対する押出し中の反力等, 押出し工法特有の問題点をチェックしながら施工した。

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© 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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