コンクリート工学
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高橋脚PC上部工における流動化コンクリートの施工
中央自動車道・岡谷高架橋
横井 健次
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1986 年 24 巻 9 号 p. 23-31

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抄録

岡谷高架橋は岡谷市街地上空60mを横過するPC5径問連続ラーメン橋であり, 主げたコンクリートは約15000m3に及ぶ。骨材事情の悪化, 高所施工等の制約条件により通常の硬練り高強度コンクリート施工が困難であり, 流動化コンクリートの採用を検討した。事前試験により, 単位水量を小さくしても施工性の改善が可能な流動化コンクリートは, 本橋の主げたコンクリートの品質を十分に満足できる結論が得られ, 実施工では良好な結果をみた。

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© 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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