1991 年 29 巻 4 号 p. 37-49
首都高速12号線の, 東京港航路横断部には, 中央径間570m, 全長918mの吊り橋の建設が進められており, このアンカレイジについては, 縦70×横45mのケーソン基礎上に厚さ5.5~6.0mの頂版を打設し, その上に躯体が施工される構造形式となっており, 大規模なマスコンクリート工事となる。本報告は, マスコンクリートのひびわれ制御対策 (超低発熱性セメントの使用, パイプクーリング, プレクーリング工法) 等について紹介するものである。