川崎市東扇島地区では, 平成8年4月のオープンを目指してコンテナターミナルの建設が進められている。このコンテナターミナルの舗装材にインターロッキングブロックが採用されることとなった。しかしながら, 諸外国に比べ港湾区域での施工事例が非常に少ないため, 設計法の妥当性の検証と重荷重に対する耐久性評価を目的に32tダンプによる走行試験を実施した。さらに, 施工の効率化と省力化を図るために機械化施工を導入してその効果も確認した。本稿は, これらの試験結果を基にインターロッキングブロック舗装の重荷重エリアへの適用性と機械化施工について述べたものである。