コンクリート工学
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セメント硬化体やグラウトの塩分量と鋼材発錆
芦田 公伸
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2005 年 43 巻 6 号 p. 11-13

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抄録

水溶液中における鉄の腐食を化学熱力学的な観点からの検証を行うことにより, セメント硬化体の鋼材に対する防錆機能を明らかにする。また, 腐食因子である塩化物イオン量と防食因子である水酸イオン量とのモル比が鋼材腐食に及ぼす影響に関する既往の研究結果から, コンクリートに許容される塩化物イオン量を推定する。さらに, そのモル比からPCグラウトにおける塩化物イオン量の上限値に関する考察を検証する。

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© 公益社団法人 日本コンクリート工学会
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