主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 355-357
近年の調査で,ゲートラダーの実船で得られる抵抗軽減効果は,模型実験のそれよりも大きいことが分かってきた。ゲートラダーの流体性能は、まだ十分には解明されてはいないが、明らかになったゲートラダーの特性のうち、従来型舵と流体力において大きく異なる以下2点をご紹介する.
(1)模型実験と実船データには大きな乖離があり,まだ十分な解明がされていないが、ゲートラダーは自航中の船体抵抗を大きく減少させている
(2)操舵中の船体ドリフトが大きく減少し,斜行抵抗や操舵抵抗を低減していることが分かった.またこの現象により、初期回頭運動が小さくなり、低速時や微小舵角での舵効きが悪いという誤解があったと考えられる.