主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 559-565
内航船の空気潤滑システムの省エネ効果を高めるため,モニタリングおよび空気吹出制御システムの開発を進めている.本研究では,499総トン型ケミカルタンカーを対象に,横傾斜および斜航時における気泡による摩擦抵抗低減効果を数値シミュレーションで調査した.船底に吹き出した空気が吹出直後に気泡径2mm程度の気泡となって船底を流れると仮定した場合,横傾斜Φ=10°以下の範囲では,気泡による摩擦抵抗係数の低減率の変化は1%以内と小さい.また,斜航角β=5°および10°では,斜航していない状態と比較して,それぞれ気泡による摩擦抵抗係数の低減率が1.7%,9.0%損なわれることが確認された.さらに,斜航時に摩擦低減効果を向上させる制御方法の一例も提案した.