主催: 日本船舶海洋工学会
会議名: 令和6年 日本船舶海洋工学会 秋季講演会
回次: 39
開催地: Yokohama City Port Opening Memorial Hall
開催日: 2024/11/21 - 2024/11/22
p. 79-85
本研究では,MMG3DOFモデルのシステム同定の精度向上のため,MCMC手法と複数パターンの操船データを用いた操縦流体力微係数の繰り返し更新による手法を提案する.操船データとして操縦量と観測された3方向速度を使用し,MCMCにより操縦流体力微係数のサンプルを取得する.得られたサンプルをカーネル密度推定を用いて近似し,その近似された事後分布を,他の操船データからサンプルを得る際の事前分布として利用する.二種類のシミュレーションで生成した仮想的な操船データに基づき本手法を適用した結果,複数の操船データから得られた操縦流体力微係数の事後分布によるMMG3DOFシミュレーションは,単一のデータを用いた場合に比べて複数の操縦量で高い精度を示した.