抄録
本研究の目的は援助要請行動から適応感に至るプロセスモデルを検証することであった。中学生1,535名に質問紙調査が実施された。過去1か月以内に悩みの相談経験のある418名のデータを用いた共分散構造分析の結果,援助要請スキルが実行されたサポートと関連し(β=.53),実行されたサポートがポジティブな援助評価と正の関連を示し(β=.33),ポジティブな援助評価がストレス反応と負の関連(β=-.22),学校生活享受感と正の関連にあることが示された(β=.42)。またネガティブな援助評価はストレス反応と正の関連(β=.24),学校生活享受感と負の関連にあることが示された(β=-.19)。