主催: 社団法人 日本都市計画学会
広島大学大学院工学研究科社会環境システム専攻
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本稿は、都市観光景観の史的変遷の問題を考察するため、とくに広島市における定期バス観光案内の眺望対象の変遷過程を定期観光バス事業開拓期(昭和29年〜昭和47年)について復元することを目的とする。ガイドテキストと元バスガイド2名へのヒアリングによる分析の結果、都市景観形成に関わる2つの結論を得た。すなわち、1)戦後復興期における都市整備によって、新奇性の高い施設が観光景観に組み込まれる。2)その一方で、事業開拓期においては、とくに瀬戸内海という伝統的な眺望対象に対する説明形式が多様化していく。
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