粘土科学討論会講演要旨集
Online ISSN : 2433-0582
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第52回 粘土科学討論会発表抄録
セッションID: A28
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カイコの遺伝子組換えによる絹糸タンパク質改変
*小島 桂桑名 芳彦瀬筒 秀樹小林 功内野 恵郎田村 俊樹玉田 靖
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キーワード: Transgenic, Silkworm, fibroin
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抄録
人類はカイコが作る絹(シルク)を長い間利用してきた。その間カイコの品種改良が進められ、収量などの改善が行われてきたが、シルクの本体であるフィブロインタンパク質は殆ど変化することなく今日に至っている。  我々は、遺伝子組換え技術を用いることでカイコの絹タンパク質を改変し、絹に新しい機能性を付加したり、力学物性の改変を試みている。今回は、これらの遺伝子組換えカイコが作出する絹糸についてその手法と利用について報告したい。
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© 2008 日本粘土学会
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