主催: 日本粘土学会
共催: 資源・環境関連材料部会, 資源・素材学会, 資源地質学会, ゼオライト学会, 地盤工学会, 日本化学会, 日本火山学会, 日本鉱物科学会, 日本セラミックス協会, 日本第四紀学会, 日本地学教育学会, 日本地球化学会, 日本地質学会, 日本土壌肥料学会, 日本熱測定学会, 日本ペドロジー学会, 農業農村工学会, 岩手大学工学部
本研究では、ポリスチレン粒子をテンプレートに用い、その表面に層状複水酸化物(LDH)ナノシートをアニオン性高分子電解質を介して交互積層してコア-シェル粒子を作製し、テンプレートの除去によって中空カプセルを作製した。LDHは酸に溶解する性質を有していることから、得られたカプセルはpHの酸性側への変化によって、カプセル殻が溶解し、内包物を放出する機能が期待できる。そこで、これらLDH/アニオン性高分子電解質積層膜のpH変化による溶出挙動とカプセルの形態変化を評価した。