粘土科学討論会講演要旨集
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第47回 粘土科学討論会発表抄録
セッションID: A20
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産業廃棄物を原料とする炭素―ゼオライト多孔性バルク体の作製と吸着特性
*水谷 友則笹井 亮伊藤 秀章
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抄録
火力発電所から排出される石炭飛灰は、アルカリ処理により様々なゼオライトへと転換できる。農業廃棄物として主に廃出される木質系廃棄物からは、焼成処理により炭化物が製造でき、これらはそれぞれ高い比表面積をもつために水中の汚染物質の吸着除去に利用できる。そこで本研究では、石炭飛灰と木質系廃棄物を粘土とともに混練、成形したバルク体に対して、焼成、アルカリ処理を施すことにより、ゼオライトと炭化物両者の特性を併せもつバルク多孔体材料の作製を試みた。
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© 2003 日本粘土学会
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