粘土科学討論会講演要旨集
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第47回 粘土科学討論会発表抄録
セッションID: A19
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カオリンと石灰石の固相反応により調製したnCaO.Al2Si2O7のNiイオン除去能
Jha Viney亀島 欣一中島 章*岡田 清
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抄録
演者らはカオリンと石灰石の1:1の混合物を焼成して調製した非晶質のCaAl2Si2O8が中性付近のpHで優れた選択的重金属イオン除去能を有することを見いだした.そこで,この混合比率を1:1から3:1まで変化させて各試料を調製し,その混合_-_焼成条件と生成相の関係について検討した.Niイオン除去能について検討した結果,Ca成分の増加とともに除去能は向上するが平衡pHが高くなること,結晶化の有無によっても除去能が変化することなどが分かった.
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© 2003 日本粘土学会
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